好酸球性副鼻腔炎の検査について

指定難病の認定を受けるための組織検査できます
(好酸球性副鼻腔炎の診断基準の一つ)

主な症状は鼻閉、嗅覚障害です。

好酸球性副鼻腔炎ってなに?

古くからある一般的な慢性副鼻腔炎は、「蓄膿症」とも呼ばれ、炎症を起こしている部分に“好中球”という白血球が多く集まっています。一方、好酸球性副鼻腔炎では、“好酸球”という白血球が多く集まっているため、「好酸球性副鼻腔炎」という病名がつけられています

好酸球性副鼻腔炎は、一般的な慢性副鼻腔炎とくらべて治りにくく(難治性)、手術などの治療を行っても再発を繰り返すことがあります。好酸球性副鼻腔炎は、嗅覚障害(匂いがわからない)が起こりやすい、鼻茸が両側の鼻の中にできやすい、粘り気の強い(ニカワ状の)鼻水が出る、喘息を合併しやすい、などの特徴があります。

医療費助成の対象となる方

「難病法」による医療費助成の対象となるのは、原則として「指定難病」と診断され、「重症度分類等」に照らして病状の程度が一定程度以上の場合です。
確立された対象疾病の診断基準とそれぞれの疾病の特性に応じた重症度分類等が、個々の疾病ごとに設定されています。

指定難病を受けると医療費の上限があるため
手術、注射(デュピクセント)が受けやすくなります。

当院は指定難病の認定施設です。お気軽にご相談ください。